「山笑う」で今晩も吞んじゃいます~本郷葉子さんとのおしゃべり その壱

最終更新: 7月11日

8月にアリアナで作品展を開催していただく予定のガラス作家・本郷葉子さんにお話を伺いました。





本郷葉子さんは東京出身で富山在住の作家さんです(プロフィールは当ウェブサイトの作品展紹介ページに記載)。アリアナを訪問するときはいつも、お庭でとれたたっぷりのハーブやお花を持ってきてくれる本郷さん。インスタやFBには、植物や空、自然などの写真をたくさんUPしていらっしゃいます。

多くの人が気が付かずに通り過ぎ、見過ごしてしまう光の揺らめきや水の波紋、草花のささやきや雲のメッセージに、こどものような純粋さでときめいてしまう。そんな本郷さんの豊かな感性が、作品に反映されているのではないかと思います。


本郷さんはいつも、心から楽しそうに作品作りについて語ってくださいます。火ががんがん焚かれている窯が据え付けられたサウナのような工房で、成型前のガラスを付けた竿をくるくる回し、吹き、成型し、また溶けたガラスを付け、というような工程を何度も繰り返す(すみません。ちゃんと理解していないので、工程に関してはおかしなことを書いていると思います)。「すごい重労働ですね」というと、「吹いている間は暑いことなんて大体忘れているんですよ」と笑う。


作品作りについて語る本郷さんのお顔は、本当に生き生きと楽しそうで、紙に絵を描きながら作業工程を説明する姿からは硝子づくりへの愛情があふれだしています。

そんなに好きなものに出会えるなんて、なんて幸せなことだろうと、ちょっと羨ましくなるくらい。




「お料理と一緒なんですよ。今日は何を作ろうかって考えて、材料を用意して、お野菜をこんな風に切ったら見た目が良くなるかなって考えたり。特別なことじゃない。みんな普段の生活の中でモノづくりをしているんです」。そんな素敵な考え方ができる本郷さんの人柄が、肩ひじ張らずに使える優しい作品を作り出すんですのですね、きっと。


本郷さんの代表作、「山笑う」は私のお気に入りです。私の「山笑う」は、ちょっと小ぶりで、女性の手のひらにすっぽり収まる感じ。硝子なのに柔らかさ、温かみがあるのが本郷さんの作品の特徴。使っていくうちに、ますます手になじみ、柔らかくなっていく感じがします(もちろんそんなはずはないのですが、もしかして、本当に私の手に合わせて少しずつ少しずつ、形を変えているのではないかと思っています(笑))。山笑うで呑む梅酒は、よりまろやかな味に感じられます。本郷さんは、富山の山を眺めながら、山笑うのデザインを思いついたのでしょうか。




今回の展示会は、「灯り」をテーマにした作品を展示してくださる予定です。

本郷さんの硝子を通して屈折した光は、幻想的な景色を生み出します。





さて、最近すっかりキッチン・ドリンカーになってしまった私は、今日も「山笑う」でお酒をいただきながら夕飯の支度でもしましょうか。


本郷さんの作品作りについてのお話にご興味のある方は、ぜひ8月7日(土)の夕方に催す「アーティストトーク」にご参加ください。

硝子の中に灯された灯りの揺らめきを眺めながら、楽しい語らいのひと時を過ごしませんか。


本郷葉子 硝子展 2021 8/4(水)~9(月) Open10:00~18:00(最終日~17:00) 会期中無休 後援:北日本新聞社


アーティストトーク

8/7(土)18:00~20:00

宵の硝子と灯りの時間をご一緒にいかがですか?


定員:7名 参加費:無料 ソフトドリンクと軽いおつまみをご用意する予定です

お申込み・お問い合わせはアリアナまでお願いいたします

TEL.076-491-3465

E-mail:arianakilim@gmail.com

LINE公式:@210dbprp


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